【契約中借入金利の交渉材料】 ・物件の稼働率の上昇 ・決算書の改善 ・他行への借り換えの示唆 ・政策金利の引き下げ ・融資以外の取引状況 |
すでに契約している融資であっても、交渉により借入金利を引き下げてもらうことができるケースがあります。
交渉の際には、金利を下げる理由を提示しましょう。
物件の稼働率が上がり収入が増えていることや、直近の利益が増加したなどの決算書の改善実績などは、交渉の良い材料となります。
なぜならば、貸付先の業績が改善するということは、金融機関にとってはそれだけ貸倒れのリスクが低下したということになるからです。
また、他行への借り換えを示唆して交渉することもできます。
その際には、口約束ではなく、実際に他行に借り換えの相談に行った結果提示された条件内容が必要です。
また、日本の政策金利が引き下げられた場合などについては、市場の金利が全体的に下がるので、既存契約についても引き下げ交渉の良い機会となります。