【融資契約中の銀行とのやり取り】 ①次の融資を受けやすくするため、下記については積極的に金融機関に報告する ・リフォームの結果 ・設備投資の状況 ・賃貸開始後の入居状況 ②可能であれば下記を行う ・家賃収入の入金口座を借入先の金融機関にする |
無事に融資を受けられた後も、次回以降の融資を有利に進めていくために、金融機関とはできるだけ密にコミュニケーションをとっていきましょう。
例えば、事業計画で計画していたリフォームや設備投資について、完了を報告するとともに、工夫した点や、やってよかった点など、ご自身が力を入れて行った努力事項などについても、伝えるようにしましょう。
また、賃貸を開始した後も、入室状況や満室を達成したなどの成果についても積極的に報告しましょう。
このような報告内容は、次回の稟議書に記載できるネタになり、工夫を凝らして賃貸経営を行っている信頼できる経営者であるという実績となります。
また、可能であれば、賃貸収入の口座を借入先の金融機関で作成し、そこから借入金の返済を行うようにしましょう。
これにより、賃貸収入によって、確かに借入金の返済が滞りなく行われているという証明になります。
こういった融資後のコミュニケーションは、実際には行わない人が多いですが、次回以降の融資のことを考慮すると、積極的に行った方がよいでしょう。