【銀行借入金利の交渉方法】 ・同じ金融機関で借入を行っている人の金利と比較する ・借入を行う金融機関での預金預け入れを条件に交渉する ・いくつかの金融機関から融資条件を入手する |
銀行から融資を受ける際に、最初に提示された融資条件はそのまま受け入れてはいけません。
借入金額と期間については交渉しなくてもよいですが、金利については担当者や支店に裁量があるため、できる限り低くしてもらえるように交渉するようにしましょう。
交渉をする際には、根拠となる事実を提示する、または、相手に有利となる別の条件を提示することが有効です。
具体的には、同じ金融機関から融資を受けている人の金利条件を事前に確認しておき、もしそれを上回る金利を提示された場合は、理由を確認します。
また、同時に複数の金融機関で融資の申し込みを行い、複数の貸し付け条件を提示してもらったうえで、他行の金利条件を伝えて交渉したりもできます。
ただし、複数金融機関へ融資の申し込みを行うケースについては、銀行と協力体制を築く意思が低いと判断されて、金融機関から融資を断られる場合があるため、慎重に交渉しましょう。
もし合い見積もりを取る場合には、予め他行にも融資を申し込んでいる旨を潔く伝えておいた方がよいです。
さらに、同じ銀行に事業用の口座を開設したり、まとまった金額の定期預金を預け入れる、投資信託を申し込むなどを行う代わりに、金利を下げてほしいと交渉することも可能です。