銀行融資ので重要視される『債務償還年数』

融資
【債務償還年数】
債務償還年数=有利子負債÷(営業利益+減価償却費)
※借入金をキャッシュ・フローで返済するのに何年かかるかといった指標
※返済可能期間とも呼ばれる
※中小企業であれば15~20年が適正

債務償還年数は銀行融資の際に最も重要視される指標であるといわれています。

債務償還年数は、借入金を現状のキャッシュ・フローで返済するとした場合に、何年かかるかといった指標です。

そのため、その期間は短い方が評価が高くなります。

債務償還年数は、”有利子負債”の残高を、”営業利益”と”減価償却費”の合計で割って算定します。

減価償却費は、キャッシュ・アウトを伴わない経費であるため、ここで営業利益に加算されます。

債務償還年数は、10年以内であれば良好な会社であると判断されます。

中小企業においては、15~20年に覚めるのが目安とされています。

ただし、不動産賃貸業においては、手間がかからない分、利益率が低いため、標準より長くなったとしても、許容されるケースが多いです。